ホストって稼げるの?
こういう疑問を抱いている人にはこの記事がぴったりです。
ホストに興味が出てきているあなた。そしてホストを始めたばかりのあなた。そんなホスト初心者に発信していきたいと思います。
ホストって稼げるの?と気になっていませんか?
今のホストの売り上げとはどのくらいなんだということが気になると思います。
お店やホストの実力によってまちまちなんですが、売れっ子の基準は月収100万円とお茶を引かないこと(お茶とはその日の指名数が0のこと)と言われています。
これをコンスタントに毎月達成できたら売れっ子の仲間入りということです。
それではみなさんも気になっている、ホストは稼げるの?という結論を話したいと思います。
結論から言えば、人によるが、稼げる人は物凄く稼げます。
それでは理由を説明していこうと思います。
ホストは稼げない人が多いが、稼げる人は物凄く稼いでいる
ホストは芸能人とかと一緒で稼げる人は物凄く稼いでいます。
2019年ですと、歌舞伎町で年間1億円の売り上げを上げるホストが複数存在しています。
年間1億円ですよ?
金銭感覚がよくわかりませんよね?(笑)
月間100万円で売れっ子の仲間入りと言われているホスト業界ですが、その10倍の一千万円の売り上げを上げているホストもいるのですから凄い世界ですよね。
今のホスト業界はインフレが進んでいて、売れっ子の基準が上がってきているので、月収100万円じゃ売れっ子とは言われなくなってきているかもしれません。
売れっ子ホストは夢のような生活です。
一億円売り上げた先輩ホスト
僕が歌舞伎町でホストをしているときの先輩は月間で3000万円の売り上げを上げて、1億円プレーヤーという称号を持っていました。
たしか2018年の夏でしたね。
その先輩ホストは今まで出会った中で異次元にかっこよかったので、人気があるのは納得です。毎日何組ものお客さんを呼んでいました。
ですがホストをやってみて実感したのは売上は簡単に上がらないということです。
ですので、どれだけかっこよくても月間3000万円の売り上げは凄すぎです。
稼げない人の方が多い
この話だけ聞いているとかっこよければ、稼げる業界なんだなと思うかもしれませんが、それは間違いだと思った方がいいです。
今は稼いでいる人だけ説明しましたが、その陰には稼げていないいわゆる万年ヘルプがたくさんいます。
ホストのお店だと売れている人1割、売れていない人9割という割合で構成されています。
いろいろなホストクラブを見てきたので、これは間違いなくどこの店も一緒だと思います。
なぜかというと人気のホストにお客さんが集中してしまうからですね。
やはりお客さんからすれば、人気があって魅力的なひとの方が指名したいと思いますからね。
売れているホストは売れているから魅力的に感じられ、さらに売れていきます。
逆に売れていないホストはお金もなくなり、自己投資もできず、売れにくくなります。
売れていないと毎日出勤したとしても給料がほんとに低いです。
生活費で消えてしまい、何もできません。売れていない給料はどのくらいなのか、次で説明していきたいと思います。
ホストの給料形態とは?ぶっちゃけいくら貰えるの?


ホストの給料形態が気になる、、、
正直ホストに興味を持つ人の多くがここを気にしていると思います。
結局いくら売り上げを上げたら満足な給料をもらえるのか、それを早速答えていきたいと思います。
ホストの給料は歩合制です。
自分の上げた売り上げをお店と自分に分けます。その分けて計算した数字が給料となるのです。
お店にもよるのですが、基本的には売り上げの50%くらいが自分の給料となります。
例えば売り上げが100万円だとすると50%の50万をお店にとられ、
50%の50万が自分の分となるので、100万円売り上げを上げたら50万円が自分の給料となります。
売上 | レギュラー | アルバイト |
---|---|---|
(小計) | 日給保障 | 時給保障 |
0~15万未満 | 8000円 | 1000円 |
10万~15万未満 | 9000円 | 1100円 |
15万~20万未満 | 10000円 | 1200円 |
20万~25万未満 | 11000円 | 1300円 |
25万~30万未満 | 12000円 | 1400円 |
35万~40万未満 | 13000円 | 1500円 |
40万~45万未満 | 14000円 | 1600円 |
50万以上 | 売上小計の65%バック | 売上小計の65%バック |
この表は実際働いていたお店の給料システムを少し変えたものです。
流石にまるまるコピーして載せたらまずいので、多少数値を変えてみました。
ですが、だいたいどこもこんな感じの給料システムです。
小計と総売りの違いで間違えやすい
昔と違って、保証給があり、最低限の生活はできるようになってきました。
仮に売り上げが0で24日間働いたとすると、19万2千円貰えますね。
これが多いか少ないかは人それぞれですが。
ただ寿命の短い世界なので、最低保証の生活だとホストをやっているメリットがないと思いますので、最低保証のまま働くのはあまり賢くはなさそうですね。
あと、表で小計というのがあるのですが、この小計というのは消費税が入る前の金額のことです。
消費税が入った後の金額のことを総売りといいます。結構間違えられやすいので注意が必要です。
給料がマイナスの時も
ちなみに僕が実際に働いていたお店で、給料が−2万円の月がありました。
え?て思いますよね?(笑)
なのでマイナスの給料になるか説明します。
売上が0で、当欠を数日した月なのですが、当欠をすると罰金が発生するのです。
当欠一回につき1万円取られるので、多分4回くらい休んだと思います。
そして、前借も数万円しました。
ホストには前借という制度があり、来月の給料から天引きで前借ができるのです。
当欠と前借で、マイナスの給料になったということです。
このシステムで、泥沼にハマっていくホストが多いんですよね。
さらに売れないホストの完成に近づいていきます。
まとめ
以上がホストをやっていく上での初心者向けの説明です。
- 稼げる人はめちゃくちゃ稼げる
- 売れるホストは全体の1割
- 売れないと生活できなくなっていく
- ホストの給料システム公開
稼げる人はめちゃくちゃ稼げますが、売れてないホストは全然稼げなく、生活困難になります。
また9割くらいのホストは稼げなくヘルプ回りで終わります。
非常に難しい世界であるということですね。ただその分成功して売れっ子になれば、旨味は十分あり、挑戦するメリットはあると思います。
一発逆転を目指してみるのもありかなと思います。
僕は全然結果が出ませんでしたが、ホストをやっていくうちに、大きな経験ができ、やりたいことも見つかりました。
ですからいい経験になったと思います。
今はやりたいことがあるので、ホストはしませんが、
ホストに対して、売り上げの面でまだ納得がいっていないところがあるので、また復帰するかもしれません。
正直ホストという職業は個人的な意見ですと、汚い職業と思いますし、軽蔑さえする時がありますが、難しく、素晴らしい職業だとも思います。
結局は自分のその時の気持ちや状況で動くのが一番いいと思います。
他にもホストあるあるを見て知識を深めていってください。