年々と人々の暮らしが苦しくなっていくこの日本社会。ホスト業界はどうなっていくのか?
とても気になります。
ホスト業界の今後はどうなる?
ホスト業界の今後の未来はどうなるんだろうか?
普段ホストをおススメしたり、ディスったりと状況によっては意見を変えて発言してきた僕ではありますが、少なくともホスト業界のブログを書くくらいにはホスト業界に興味があるんですよね。
そんな僕もこれからのホスト業界がどうなってくるのかが気になるわけですよ。
もしかしたら、廃れてしまうのかもしれないし、そんなことはなく、ホスト業界が輝かしいモノになっていくかもしれない。
誰にもわかりませんよね?
誰にも分からない未来ですが、ホストを経験して、常にホストの情報を得ている僕でもそれなりには予想はすることはできるわけですよ。
ですので、個人的な考えにはなりますが、今後の予想をしていきたいと思います。
この5年で3分の1のホストクラブが消えるのではないか?
僕が予想するに、この5年くらいでホストクラブの3分の1は消えてしまうのではないかと予想しています。
そもそもホストクラブって全国で何店舗あるんだ?って感じですよね。ですので、サイトに掲載されている全国のホストクラブを数えてみました。
(※2020年5月16日時点)
歌舞伎町 246店舗
大阪 104店舗
東京 24店舗
北海道 47店舗
宮城 16店舗
福島 3店舗
茨城 8店舗
栃木 15店舗
群馬 19店舗
埼玉 14店舗
千葉 23店舗
神奈川 36店舗
山梨 1店舗
静岡 5店舗
愛知 43店舗
長野 3店舗
石川 11店舗
富山 2店舗
岐阜 4店舗
京都 1店舗
兵庫 1店舗
岡山 17店舗
広島 9店舗
愛媛 7店舗
香川 5店舗
徳島 1店舗
高知 1店舗
福岡 36店舗
熊本 9店舗
宮城 6店舗
鹿児島 3店舗
沖縄 3店舗
計、723店舗
全国には723店舗のホストクラブが存在しています。
自分で調べてみましたが以外にも店舗数が多くてびっくりしました。
歌舞伎町が多くても300くらいと見て、残りの県で合計100店舗あれば多い方かなと思っていたので意外です。
まさかの700店舗越えw
ホスト業界のことを全然知らないという事実を突きつけられました。そんなにあったんかいw
しかし、この700店舗あるホストクラブが果たして、このコロナウイルスの影響を受けて生き残ることが出来るかというと答えはNOでしょう。
ホストほど、日本の経済が反映される職業はないですからね。ホストはいわゆる娯楽。
あくまで娯楽のカテゴリーに入るわけですよ。それが、水商売というもの。
となると、確実にコロナの影響を受けるはずですよね。
予想ではホストクラブの3分の1の店舗は無くなってしまうと予想します。
そもそもの話、現在のホストクラブはすでに稼げる時代は終わっています。もちろん稼げる人は稼げますが、誰でもホストをすれば稼げる時代というのは終わっています。
実は、遥か前ですが、日本が好景気で金持ちばかりがホストに行っていた時代、ホストクラブでは『売れないだろこいつ』というホストでも酒を飲むか、金持ちの気まぐれで金持ち客からチップを貰うことが出来たわけですよ。
しかし、今はそんな時代ではないですからね。売れっ子ホストでも店外を頑張って宗教染みた洗脳をしないといけない時代ですからね。
これがどれだけ稼げない時代になったかは言うまでもありません。
歌舞伎町はまだいいんですが、地方が壊滅的なんですよね。地方に関して言えば、その地域に住んでいる人たちしか集まらないので人が全くいません。
1日の新規客が0なんて普通にあります。なんなら1週間くらい新規客が来ないこともあります。
そして、売り上げもホストなのかと疑うくらい低いです。ホストと言えば1日の会計が数十万を超えるかと思いがちですがそんなことはありません。
1回の会計が3万円くらいが相場です。シャンパンコールなんて1日1~3回くらいじゃないでしょうか?
これでどうやって、店を維持させられるのかって話ですよね。実際のところ、700店舗のホストクラブが全国にありますが、その内の8割の店舗はコロナ関係なく厳しい経営状態だと思います。
全くお客さんが来なくて売り上げがないのに、お店の維持費や人件費でお金はなくなっていく。
そんな状態がコロナウイルスが流行る前の話です。
では、コロナの影響を受け始めた現在はどうなのかというとさらに酷くなっています。
そう考えると、3分の1くらいはホストクラブが潰れてしまうのではないかと思います。
つまり200店舗くらいのホストクラブがここ数年で無くなってしまうかもしれませんね。
将来的には店舗がかなり減り、ホストの採用基準も上がる
ホストクラブがかなり減少されると仮定するなら、当然ホスト自体も減りますよね。
今のホストを採用する基準って決して高くはないんですよね。よっぽど顔が悪かったり、人として何かが欠陥している人じゃなければ大体は受かります。
それでも落ちる人は落ちますが、10店舗面接にいけば受からない人の方が珍しいでしょう。
ただ、この基準も日本経済が悪くなれば上がるかもしれません。これは当然の話ですが、売れそうにないホストに給料を上げてもお店にはなんのメリットもないですからね。
経営者側が欲しい人材とは店に利益をもたらす人だけです。そう考えると、比較的に働くことが容易な水商売でも働くことが難しくなる時がくるかもしれませんね。
ホストはなくならない?
そして最後にホストはなくなるのかという疑問ですが、これは無くならないでしょう。
いくら廃れようとも一定数の需要があるため、完全に無くなるのは法律が変わったりした時くらいでしょうね。
キャバクラや風俗が無くならないのと一緒でホストも無くなることはないでしょう。
まとめ
最後に個人的な意見をまとめさせて貰うと、下記の通りになります。
- ホストはこれからかなり潰れる店舗が増える
- ホストの採用基準が上がる
- ホストは稼げない人が多数。
景気後退をすると思うのでかなり、ホスト業界は厳しい状態になると思います。