今回は下記のような疑問の全てにザックリと説明してザックリイメージをさせます。
・確定申告しないとどうなるの?
・罰金とかになるの?
・そもそもバレるの?
・周りに確定申告してる人いないんだけど、大丈夫じゃないの?
・めんどくさそう
・確定申告はどうやってするの?
ホストと言えば、水商売。
水商売と言えば、安定していないイメージですよね。
安定していない理由としては、収入や、雇用関係で、離職率が高いところが原因となっています。そして、何より昼の仕事と違う点が1つあります。
それが、確定申告をしないといけないということです。
今回はそんな確定申告についてザックリ説明します。
簡単に説明しますが、それでも5000文字くらいあるので、『そんなに見る時間ねーわ』って人はこれだけ見てください。
- 確定申告はしなくてはいけない
- しないとやばい
- いつかはバレる
- 確定申告すればお得
- 会計ソフトを使えば楽勝
- 人気3大会計ソフトはマネーフォワード・free、弥生
- 必要なものは、パソコン、レシート、会計ソフト、プリンター
- 確定申告をするなら『青色申告』
- 必要なのは、パソコン。レシートや口座の取引記録。会計ソフト。プリンター。
- 会計ソフトに打ち込む
- 決算書作成
- 印刷
- 税務署へ提出
- 納税
確定申告とは?
確定申告とは何か?
確定申告とは、税務署に対して、『私はこれだけのお金を稼ぎましたので、その分の税金を払います』ということです。
これを確定申告といいます。
確定申告はしないといけない?
確定申告はしないといけないのかと迷っている人がいると思いますが確定申告はしないといけないんですよね。
これは国民の義務です。
国民の三大義務は教育、勤労、納税です。
そして、確定申告は納税に当たるんですよね。
そうなんです。このように5年間働いていても確定申告をした覚えがないという人がいます。こういう人がいるのはしょうがないことでもあります。
それは何でかというと、会社が確定申告をしてくれるからです。
会社員は確定申告を自らすることはほとんどありません。なぜなら専門の人が会社員の税金を納めてくれるからです。自動で給料から天引きして代わりに国に税金を納めてくれるからですね。
代わりにやってくれているから会社員の人達は確定申告のことがよく分からないんですよね。給料明細の源泉徴収というのはその部分のことです。
つまり、会社員の人は自動で納めているという事です。
そして、ここからは水商売の人の話です。
水商売の人も確定申告をして、納税をしなくてはいけません。これは絶対です。
しかし、困ったことに水商売というのは雇っているお店は従業員の確定申告をしてくれません。自分でしないといけないという事です。
水商売とはそういうものなんです。そのことについては後で説明したいと思います。
しないとどうなる?
ここまでは確定申告(納税)をするのは国民が絶対にしないといけないという話をしました。
そこで、気になるのはこういう疑問ですよね?
・確定申告しないとどうなるの?
・罰金とかになるの?
・そもそもバレるの?
・周りに確定申告してる人いないんだけど、大丈夫じゃないの?
・めんどくさそう
・確定申告はどうやってするの?
疑問を1つずつ消していくのでこのまま読み進めていってください。
簡潔に言ってしまえば、確定申告をしないと、納めなかった分+罰金が発生して請求されます。
確定申告をしなくてはいけないのに、しなかった場合は『無申告』となり、大きく3つの罰則が発生します。
- 無申告加算税
- 延滞税
- 重加算税
ほんと、こういうのは堅苦しくて見たくないんですが説明したいと思います。
とりあえず、認識してもらいたいのはこれらは全て罰金ってことです。納めないといけない税金+罰金になり、苦しむことになります。
最悪の場合は納める税金の40%が罰金になります。
つまり、100万円の税金を納めないといけなかった場合に無視していたら、140万円を請求されることになります。
ハッキリ言って確定申告しないのはあり得ないと思っています。
そもそもバレるの?
先ほどは確定申告をしないととんでもない税金を払わないといけなくなると言いました。しかし、そうは言ってもホントにバレるのか疑問に思っているかもしれませんね。
何故なら、ホストは給料を手渡しで受け取ります。ということは、振り込まれることはないということです。
ここで、一定数の人はこう思います。
僕もこう思っていました。実際のところ、税務調査をされたこともないし、周りで税務調査をされて追加徴税をされた人を知りません。
つまり、税金を納めていなくても必ずバレるというわけではないわけです。
人生で一度も税金を納めていなくても、バレなくてそのまま人生を終えた人もいるかもしれません。これに関しては関係者じゃないので何とも言えません。
ただ、こう聞くとホッとするかもしれませんね。確かに良く考えると、1億人近くいる人たちの納める税金を把握するのはかなり難しい感じはしますよね。
ただ、そういうあわよくばと考えている人に言いたい。
いつバレるか分からないし、泳がされているだけかもしれないと。そして、税金を納めてないとバレた時のダメージは計り知れないと、、、
ハッキリ言って真面目に納めていた方が安心だと思います。そして、テクノロジーが発展してきて管理がしやすくってきたこの時代。そのうちAIで管理されて簡単にバレる時が来るかもしれません。
そう考えると、必ずバレると思って確定申告をした方が利口だと思います。
確定申告はしなくていい人もいる
ここまで、確定申告は国民の義務。みんなしなくてはいけないと言いました。ここまで圧を出してきましたが、実は確定申告をしなくてもいい人もいるんですよね。
ここではその、確定申告をしなくてはいけない人と、しなくてもいい人のケースをあげていきます。
・ホストを専業でしていて、個人事業主としてお金を貰っている
・副業としてホストをしていて、個人事業主として年間で20万を超えるお金を貰っている
この人たちは確定申告をしないといけない人たちです。
逆に確定申告をしなくていい人はこうです。
・専業でホストをしていて、従業員としてお金を貰っている。
・副業でホストをしてホストの収入が年間20万円を超えていない。
つまり、個人事業主で年間20万円を超えているホストは確定申告が必要です。
従業員として雇われて、お店側が確定申告をしてくれるなら確定申告は必要ありません。
ただ、基本的にホストは個人事業主なので、確定申告はしないといけないと思っていた方がいいですね。
確定申告のメリットは?
ここまで確定申告はしないといけない人としなくていい人がいると説明しました。ただ、義務があるとはいえ、めんどくさくてやりたくないですよねw
正直めんどくさくてやる気にならないですよね。やらなくてはいけないとはいえ、給料の計算とかしんどいです。
しかし、確定申告にはメリットもあります。それは、衣装代や、アフター代が経費になります。
確定申告の最大のメリットは普段仕事で使っている服やアフター代が経費になるという事です。つまり、服やアフター代が戻ってくるのと同じようなモノなんですよね。
単純な話、月に100万円の給料を貰っていて、服やアフター代、ヘアメ代などに50万使っていたとしたら、50万円が経費になって、確定申告で納める税金から50万円を引くことが出来ます。
こう考えると確定申告をした方がいいか、しない方がいいかは理解できると思います。
確定申告した場合 | 確定申告しなかった場合 | |
現在 | 稼いだお金から税金でもっていかれる | 稼いだお金はそのまま自分が所持 |
1年~数年先(未来) | 罰金は無く、経費で納める額が減る | 無申告がいつバレるか分からないし、バレたら罰金 |
いま得を取るか、後で地獄を見るか。後々厄介なことになるなら、ちゃんと確定申告して節税したほうがいいと思います。
確定申告する方法
ここまで、確定申告をするメリットを説明しました。おそらく、確定申告をした方がいいなと焦った人も少なくないでしょう。
そういう人に向けて、次に、確定申告をする流れを説明したいと思います。
- 確定申告をするなら『青色申告』
- 必要なのは、パソコン。レシートや口座の取引記録。会計ソフト。プリンター。
- 会計ソフトに打ち込む
- 決算書作成
- 印刷
- 税務署へ提出
難しそうに感じるかもしれませんが、会計ソフトが優秀過ぎるので大丈夫です。
会計ソフトに給料や、経費になるものを入力したら自動で決算書を作ってくれます。決算書が出来たら後は税務署へ提出して、自動で計算してくれた税金を納めれば終わりです。
ザックリと説明しましたが、流れとしてはこんな感じで終わりです。とりあえず、流れを理解出来たらイメージは掴みやすいでしょう。
会計ソフトの値段
ここまで確定申告の流れを説明しました。会計ソフトが優秀というのが分かってくれたら大丈夫です。今の時代、確定申告は会計ソフトで9割は終わってしまいますからね。
そして、会計ソフトについて気になるのは大きく2つでしょう。
- 会計ソフトの値段は?
- なんの会計ソフトを使えばいいの?
1つずつ説明していきます。
会計ソフトの値段
会計ソフトは数多くあるのですが、値段は大体一緒です。
会計ソフトは月額2000円くらい。年間で4万円くらい。
買い切り版の4万円も有り。
大体どこの会計ソフトも月額2000円くらいが相場ですね。それ以上は出さなくてもいいと思います。
これが高いか安いかは個人によると思いますが、年間4万円でめんどくさい、書類を作成してくれるなら妥当かなと思います。
買い切りの4万円
そして、気になるのが買い切りの4万円の方ですよね。年間4万が毎年かかるなら買い切りの4万円方がいいんじゃないのと思いますよね。
これには訳があります。
それはクラウド型か、インストール型かの違いです。
- インストール型=パソコンにインストールする。
- クラウド型=ネット上からどのスマホや、パソコンからでも使える
違いとしては、1つのパソコンしか使えないか、別のパソコンからでも使えるかの差ですね。(インストール型の方が動作は早い)
ちなみに、僕はクラウド派です。
何の会計ソフトを使えばいい?
会計ソフトはどれを使えばいいか、迷いますよね。
これについては、人気3大会計ソフトの中から選ぶのがいいと思います。
これが今の3大会計ソフトです。利用者も大体この3つの中のどれかを使っていますね。他のYouTubeやブログを見てもこの3つは必ず出てくるので、かなり信頼度は高いようです。
実際僕もマネーフォワードを使っていますしね。マネーフォワードは家計簿としてもスマホにアプリを入れていて、口座と連携しているので管理がしやすいです。
この3つの中で外れることはないので、どれを選んでもいいと思います。個人的には馴染の深いマネーフォワード一択です。
確定申告で必要となる金額
先ほどは、おすすめの会計ソフトを紹介しました。確定申告をする上で大事なことをザックリと全て説明しましたが、最後に1つだけ。
結局確定申告をする上でかかる金額ってどれくらいなの?って思っているので、金額を出したいと思います。
・パソコン 5万
・会計ソフト 4万
・プリンター 1万
合計 10万
大体、確定申告をする上で必要なものを揃えると、10万円くらいあれば余裕で足りるかと思います。
まとめ
今回は確定申告について、解説しました。下記にまとめておきます。
- 確定申告はしなくてはいけない
- しないとやばい
- いつかはバレる
- 確定申告すればお得
- 会計ソフトを使えば楽勝
- 人気3大会計ソフトはマネーフォワード・free、弥生
- 必要なものは、パソコン、レシート、会計ソフト、プリンター
確定申告の流れはザックリと下記の通りです。
- 確定申告をするなら『青色申告』
- 必要なのは、パソコン。レシートや口座の取引記録。会計ソフト。プリンター。
- 会計ソフトに打ち込む
- 決算書作成
- 印刷
- 税務署へ提出
- 納税
最後に重要な事なので一言。
周りがしてないからしない。どうせバレないと甘く見てたらホストで頑張って稼いだお金が全て無くなるよ。