なぜホス狂いはいなくならないのか?
ホス狂いには3つのタイプが存在する
ホス狂いって、この不景気の中いなくなることはありません。それは何故なのか?
普通に考えて、自分の貯金すらせずにホストに貢いでしまう現象は異常以外の何物でもありません。少なくとも僕には理解できない。
ハッキリ言っていかれてるとしか思えない。実際のところ、ホス狂い自身も自分がいかれていると認識している人は多いです。
それに、ホス狂いは自分に何も残らないと自覚してホス狂いを辞めようとしている人もいます。しかし、そう思ってもホス狂いを卒業できない人は多い。
それはなぜなのか?
僕が思うにホス狂いには何パターン化に分かれていると分析しています。
- 悲劇のヒロインに憧れているタイプ
- ホストの事が好きすぎて離れられないタイプ
- 寂しくてホストに依存するタイプ
ざっと分けて3つのタイプがあると思っています。
悲劇のヒロインに憧れているタイプ
1つ目のタイプですが、悲劇のヒロインに憧れているタイプです。このタイプはホス狂いになりやすいです。
この悲劇のヒロインに憧れているタイプは何なのかというと、自分が落ちていくのが快感に思うタイプという事です。
一般人からすると頭がおかしいとしか思えませんが、実際にこういう人は存在します。
このタイプの特徴として、注目されたい願望というのがあります。または、認めてもらいたいという気持ちが強いですね。
要は、自分中心の世界で生きたいんですよね。本来はアイドルとか芸能人に強く憧れていたけど、自分には才能がないから他のことで目立ちたい。
そこで行き着いたのがホストクラブという事です。悲劇のヒロインタイプはホストクラブがぴったりフィットするんですよね。
ホストクラブは自分に才能がなくても輝ける場所です。いるのはお金だけ。お金があれば自分は主役の世界で生きていけるんですよね。
しかし、ホストクラブで輝くにはお金がかなりいります。少なくとも100万は1か月で必要でしょう。この100万を用意できるのは中々大変じゃないですよね。
自分に才能がない女性が100万円を1か月で稼ぐとなったら、夜の業界しかないでしょう。普通は自分が輝くためだけに夜の業界に入るのは嫌なんですが、ここで力を発揮するのが悲劇のヒロインタイプです。
悲劇のヒロインタイプは、注目されたいという願望を強く持っています。つまり、注目されるのなら自分の体を売って自分の心が傷ついても、それはそれでいいんです。
中々理解されないと思いますが、傷つく自分に酔ってるんですよね。
可哀そうな私というドラマでよく見る立場に憧れているんですよね。つまり、ホストクラブというのはお金を使って目立てるし、夜の仕事をして病むことによって悲劇のヒロインにもなれるんですよね。
もちろん、ホストに恋をしていて、貢いでいるのならそれも病む理由になります。ホス狂いになるべくしてなったというべきでしょうか。
このことにホス狂い達は自覚してないケースもあります。なぜ、こんなに私は不幸なんだと本気で思って生きています。ハッキリ言って自ら不幸に進んでいるだけなんですが、不幸の星の下に生まれたと本気で思っています。
ギャンブラーと感覚的には似ていますね。直そうと思えば直せますが、中々治るものじゃありません。
ホス狂いが減らないのはこういう人種が一定数いるからなんですね。友達にいくら止められても悲劇のヒロインに憧れているのならホス狂いはやめられませんからね。
当然ながらホストも、売り上げの為にこういうホス狂いを重宝します。悲劇のヒロインだろうとなんだろうと、自分の給料を上げてくれるのならウェルカムですからね。
そして、こういうホス狂いは多額の売掛をホストクラブでしてもその分を、稼いで支払ってくれます。(カケ飛ぶ人もそれなりにいる)
ですので、ホス狂いが完全にホストを卒業しない限り、ホストは掛け縛りをして大金を払わせようとするでしょう。
これが普通の人は嫌なんですが、悲劇のヒロインタイプはそれすらも自らで望みます。どんどん自分を追い込むのが好きなんでしょうね。
中々のМ具合でヤバいとおもうのですが、実際のところ、僕も闇落ち漫画とかかなり好きなので完全否定はできませんw
確かに、闇落ちしている自分を妄想して楽しんでいる時もありますからねw
ただ、実際に闇落ちして生活を苦しくしたくないという結論にいたっていますけどね。
とにかく、ここで言いたいことは、
悲劇のヒロインタイプは自らが望んでホス狂いになっているという事です。
ホストの事が好きすぎて離れられないタイプ
2つ目はホストの事が好きすぎて離れられないタイプのホス狂いです。こういうタイプはホストに貢ぎ続けます。例えホストとの関係が終わったとしても別のホストを見つけて好きになってしまい貢ぎます。
恋愛体質で依存しやすいんでしょう。中々治るものじゃありません。真のホス狂いと言ってもいいかもしれません。
悲劇のヒロインタイプは自分が目立ちたいという願望が強かったですが、このタイプはホストを第一優先で考えています。ホスト中心の生き方ですね。
このタイプの怖い所は、ホスト依存しきっている所です。ホストに煽られたら自分の稼ぎは全部貢ぐし言いなりになります。
なんでこんなことになるかというと、好きだからですね。
好きになった方が負けとはこのことで、普通の理論で考えたら、やめたほうがいいこともやってしまいます。
よく見る光景としては、毎日のようにお店にいって、イベントなどの日は必ずシャンパンなどを入れます。自分で入れるというよりかは、ホストに実権を握られている感じですね。
傍から見たら、カモ以外の何者でもないんですが、やめられません。というか、それがいいと思っている人もいる可笑しな人もいます。
もちろん、貢ぐのをやめたいと思っている人もいます。
ホス狂いに多いのは、貢ぐのをやめたいけど、やめられなくてズルズル貢ぐ人が多いですね。やっぱり、本当は貢ぎたくないんですよね。貢がなくても愛を注いでくれるのを期待しながら貢いでいます。
だってそうですよね。お店でお金を使っている限りは、客という存在でしかないですからね。自分がその立場だったら確実に病みますよ。
でも、ホス狂いの卒業はできないんですよね。貢いだ時間と金額が多ければそれだけ引き返せるものじゃありません。パチンコと似ていますよね。注いだお金や時間を取り戻さないと今まで何だったんだという気持ちになってしまいます。
でも、こうなったら破滅への道に行っちゃうんですよね。
ホス狂いがいなくならない理由には、ホストを好きになりすぎる人が一定数いるからなんですよね。
寂しくてホストに依存するタイプ
3つ目に寂しくてホストに依存するタイプを入れました。
これは、そのままの意味で寂しくてホストに行ってしまうホス狂いですね。ホス狂いに多いのは寂しがり屋です。基本的には一人でいると不安に感じたりして精神が乱れるんですよね。だからこそ、いつでも会いたい時に会えるホストクラブに行きます。
有名人でもないのにチヤホヤしてくれるのはホストクラブくらいしかないですからね。寂しさを埋められて承認欲求を得られるホストクラブは最高の場です。
デメリットとしては、多額のお金が必要であり、精神が病んでしまうことなんですけどね。本末転倒なんですが、寂しさを埋めるためにホストに行きます。
あと、加えておくと、寂しさを埋めるのが目的でホストに行ったら、ほぼ確実に好きなホストを見つけてしまいます。
つまり、担当が好きすぎて離れられないタイプに変わるんですよね。寂しさを埋めるタイプのホス狂いは、担当が好きすぎて離れられないホス狂いと似ている属性をもちます。
寂しさを埋めるには、好きな人に依存するのが合意的ですからね。
ホス狂いはいなくならない
ホス狂いはいなくならないと思っています。ホストクラブがある限りホス狂いは健在です。何度も例に例えますがギャンブルと似ていますよね。あまりにも勝てない勝負なのに勝負をしてしまう。
つまり、お金を使って、ホストに貢いで愛を手に入れようとするゲームなわけですよ。しかもイケメン選び放題です。
ハマる気持ちも分からないでもないかもしれません。限りなく勝てないゲームではありますけどね。
なぜ勝てないゲームと言えるのか
ホストに尽くしたらそのうちホストも本気になってくれるじゃないか!と思っている人に向けたいと思います。
ハッキリ言って、ホストが本気になってくれる確率は限りなく低いです。
確かに結婚までする人も少なからずいます。しかし、限りなく低いというのが現実です。確率的にいったら高校生で初めて付き合った恋人と結婚したというくらい低い確率だと思います。
初めて付き合った人とどれくらい続きましたか?ちなみに僕の初めての恋人が出来た時は結婚を妄想するくらいの思いでした。
まあ、あまり参考にならないかとは思いますが、結婚を妄想するくらいに好きだったわけですが、わずか一週間で別れました。
別れた理由としては、恋人は他に好きな人が出来たみたいです。結局そんなもんなんですよね。
もし、好きな人を手に入れたとしてもそれはずっとは続かない可能性が高いです。人の心というのは変化していくものだからです。
そう考えると、感情を持たないパチンコとかの方がまだ勝ちやすいゲームかなと思います。
ホストは勝てないゲームなんですよ。
ホストが勝てないゲームというのはホストの本音を知れば分かる
ホストは勝てないギャンブルのようなゲームです。いくらつぎ込んでもホストを手にすることは中々できるものじゃありません。
なぜそう言い切れるかというと、実際僕がそうだったから。
いくらお金を貢いで貰ったところで、気持ちはありません。それはお金を稼ぐためにホストをしているだけであって恋愛をしに来ているわけではないからです。
ましてや、貢いで貰うくらい女の子を攻略しているわけなので、今更どうしようとも思いません。あるとしたら、いつも貢いでくれていた人が離れていったら生活が少し落ちるくらいにしか思いません。
これがホストの本音です。そして、これは売れっ子になればなるほど思うことです。売れっ子ホストのエースでホストを辞めても愛を貰っている人はいますか?
おそらくいないと思います。それがホストですからね。
逆の立場で考えると凄く分かると思いますが、風俗やキャバクラをしていて、仕事を辞めた時に客に愛を求められたらどう思いますか?
こう思うと思います。ホス狂いってこういうことをやっているんですよね。そんな人をわざわざホストが選ぶわけがないですよね。
あと、人間は無いものを欲しがるという特性を持っています。だからホストはキャバクラに行くし、趣味客の方が好きなんです。
自分の事を好きで貢いでくれる素敵な人であっても、もう手に入れてしまったものという認識になってしまいます。客として出会った時点でこうなることは大体決まっています。
ホス狂いは気づいている
ホス狂いってホストに騙されていると思っている人が多いと思いますが、本人たちは気づいているんですよね。
流石にホストに行っている時点で、少なからず騙されているかもしれないという考えを張り巡らせています。
流石に完全に相思相愛だと思っているお花畑のホス狂いはいないと思います。だってどう考えてもおかしいですからね。ホストに通っていれば、ほとんどのホストが同じことを言ってきます。
ナンバーワンになりたいんだ!
会いたい!
ホスト辞めたら一緒になろ!
従業員とご飯いってくる
これを言わないホストはいないと言ってもいいでしょう。ホストのナンバー上位は大体この言葉を使いまわしています。初めてのホストなら騙されるかもしれませんが、ホスト通になると、すぐに分かります。
これ以外に売り上げを上げる手段がないのかと思うほどみんな言ってきます。
だから流石に、ホス狂いもこれが嘘だと本当は分かってるんですよね。分かってても好きだからお店に通うわけです。
ホス狂いはホストの営業を分かったうえで貢いでいます。
これは紛れもない事実です。本当に踊らされているのはホストかもしれませんね。
ホス狂いの能力の高さ
ホス狂いは馬鹿なんじゃないかと下に見られがちですが、実はよく見ると優秀なんですよ。下記のリストを見てください。
- 鬼出勤できる体力
- 担当に捧げる一途さ
- 一定数の金額を稼いでくる能力
- 客相手だと強いメンタル
鬼出勤できる体力
ホス狂いは風俗でお金を稼ぐという人が多いです。人によっては軽蔑する人もいるでしょう。しかし、そのことに注目するのではなく、体力に注目してみたら優秀だという事が分かります。
ホス狂いをするには多額のお金が必要になります。最低でも100万円は欲しいところです。そうなってくると、1日3万稼げると仮定しても、毎日出勤しても届きません。
そうなってくると、毎日働いた上で、さらに裏引きをすることになります。(裏引きとは、お店を通さずにお金を貰うことですね。)
ほぼ休みなく、お金を稼ぐためにこんなに働くことができますか?しかもホストの為に毎日働くわけですよ。
これには相当な体力がいるのは間違いありません。これをこなすのがホス狂いです。優秀といっても間違いはありませんよね?
担当に捧げる一途さ
ホス狂いの凄い所はホストへの一途さにあります。ホストに対して、自分の全てを捧げるかのように一途です。
これはなかなかできることではありません。普通は好きな相手でも、自分が辛い思いをしなければいけないなら逃げると思うんですよね。
僕の場合だったら、好きなキャバ嬢の為に休まずに稼いで、稼いだお金を貢ぐということですよね?
絶対に無理ですw好きだとしても絶対にやりたくありません。
でも、ホス狂いにはそれができるくらい一途なんです。相当いい人というか、理想的な相手じゃないですか?
一定数の金額を稼いでくる能力
ホス狂いの凄い所は、ある程度の金額を必ず稼いでくるところです。お店でシャンパンコールを数回出来る金額はどんな状態であろうと用意してきます。
一言にスペックが高いんですよね。もちろん職業が職業であるのでそれなりには稼ぐことは可能です。でも、どうやって稼ぐかより、いくら稼いでくるかの方が大切ですよね。
そういう部分でホス狂いは優秀だなと思います。
客相手だと強いメンタル
ホス狂いってメンタルが弱いイメージがありますよね?
実際のところ、メンタルは弱いですし、相手をするのが正直疲れます。また病んでるんかいって思いますもんw
でも、それはホストに対してです。客相手だと意外とメンタルが強くてビビりますw
めんどくさい客が現れたら軽くあしらいますし、裏引きするときは可能なまでの金額を引っ張ろうとします。
つまり、仕事中はめちゃくちゃ強いんですよね。稼ぐことには貪欲であまりにもひどい客が現れたらズバット言います。
これは優秀といっても過言ではないでしょう。
やっぱり、ホス狂いはすごいんですよ。
まとめ
ホス狂いはいなくなることはない。そして、優秀でもあります。ホスト業界を回しているのは確実にホス狂いです。でも、結局最後は貢いだ分は戻ってこないことが多いです。
悲しいですが、これが現実。でも、こういうもしかしたら届くかもしれない夢がほどいいのかもしれませんね。